こんにちは、ぽぽろんです(╹◡╹)
今日も『ぽぽろんblog』にお越しいただき、誠にありがとうございます(^-^)
今でもまだ、いるんですよね。
自分は、大丈夫だと思っているおじさん。
フィリピーナに騙される日本人のおじさん。
最近はかなり減ってきていると思っていましたが、どうやらそうでもないらしいのです。
若いフィリピン人女性と歳をとったおじさんが定番ですね。
日本人だけではなく、欧米人もよく見かけます。
最近は、若いフィリピーナと歳をとったおじさんの専用出会い系アプリまであるそうです。
フィリピン人の貧困層から見れば一般の日本人でも、かなりのお金持ちになるのです。
日本人同士ですら若い女性がお金目的でおじさんと付き合っているなんてことがありますよね。
それが言葉もろくに通じない人だったら、、、
今回は、フィリピン人に騙され続けた日本人のおじさんの話をします。
フィリピン人に騙され続けた日本人の行き着く先
フィリピンの日本大使館に救いを求めてくる日本人。
「困窮邦人」と呼ばれるそうですが、
要はフィリピーナに騙されて一文無しになり、
フィリピンでホームレス生活をしている日本人達。
還暦目前、日本人のTさんは妻も子供もいる平々凡々な生活を送っていた。
そんな時に、友人からフィリピン旅行に誘われた。
その友人は独身でフィリピン人の奥さんを探していた。
友人から聞く話は興味深く、平凡な生活を送っていたTさんは友人の誘いに乗り、フィリピンへ出かけた。
Tさんがフィリピンへ来るのは初めて。
あまりの日本との違いに驚いたAさんであったが、この旅行が平凡な老後を送るはずのTさんの人生を狂わしてしまうとは思ってもいなかっただろう。
昼にフィリピン観光したTさん。フィリピンから様々な刺激を受けていた。
そして、夜になると友人はTさんを馴染みのKTV(フィリピンパブ)へ誘った。
まさに、これがTさんの悲劇の始まりである。
実はTさん、日本のフィリピンパブには会社の付き合い等で何回か通ったことがあった。
友人がフィリピン人の妻を探しているということでTさんにも少し下心があったのだ。
今の退屈な平凡な生活に少し刺激が欲しい。癒しが欲しい。
若い彼女が欲しい。そんなスケベ心を持ちつつ挑んだKTV。
そこでTさん、お気に入りの子を見つけてしまったのだ。
彼女の名前はジェーン。ジェーンに心を奪われたTさんは、旅行中毎日この店に訪れた。
還暦目前のおじさんが22歳のフィリピン人に恋をしてしまったのだ。
この時、Tさんはジェーンとの未来を妄想して鼻血を噴射していたに違いない。
ジェーンに惚れ込んでいたTさんは帰国後、またすぐにフィリピンへ訪れた。
ジェーンもTさんをいい金づるだと思い、店以外でも毎日会うようになっていた。
ここでTさんは、ジェーンの甘いことばやスキンシップにジェーンも自分の事が好きなのだと思いこんでしまった。
Tさんは、ジェーンになぜKTVで働いているのかを尋ねた。
ジェーンは、チャンス!と思い、Tさんに自分のヒストリーを打ち明けた。
15の時にできた子供がいて、その子は親戚が面倒をみていること。
でもTさんは驚かなかった。Tさんからしたら自分も子持ちだし、そんなことは全然許容範囲だったのだ。
しかし、この時Tさんは知る由もなかっただろう。ジェーンに夫がいるということを。
Tさんはジェーンに出会って、妻との離婚に踏み切った。
もちろんジェーンと結婚するつもりだからだ。
妻は激怒し、子供たちとも疎遠になった。
Tさんは、出会って半年で結婚を申し込んだ。それほど、ジェーンにぞっこんだった。
ジェーンはTさんから仕事をやめる代わりに毎月約5万円ほどを貰っていた。
ジェーンからしたらそんな立派な金づるを手放すわけにはいかないため、ごまかしながら、どうにかして結婚を遅らせる作戦をとっていた。
早く結婚したいTさんと、結婚はできないがお金を送らせ続けたいジェーン。
ジェーンは、Tさんにある提案をした。その提案とは、フィリピンで一緒に暮らすことだった。
Tさんは日本で暮らすことを望んでいたが、ジェーンにぞっこんだったこともあり、会社を辞め、日本にあった自宅を手放しフィリピンへ。
この時点で、傍からみたら恐ろしくアホとしか言いようがないが、恋は盲目。
Tさんは、ジェーンとの生活に胸おどらせていた。
そして、会社の退職金や貯金でフィリピンで家を購入。
外国人は、フィリピンでは家を購入できないので、家の名義はジェーンの名前になった。
家は一括で買ったため、その家は完全にジェーンの所有物になってしまった。
さらに二人で暮らしていけると思っていたTさんだったが、ジェーンは両親と兄と娘をその家に連れてきたいと言い出した。
渋々承諾するTさん。
実は、兄と名乗る人物こそがジェーンの夫だった。この時すでにジェーン家の乗っ取り作戦は実行まであと少しというところまで来ていたのだ。
ジェーンは、ことば巧みにTさんに投資の話を持ちかけフィリピンでの銀行口座を作るからまとまったお金の入金が必要だと、老後のために貯めていた貯金をTさんに用意させた。
Tさんが家を買って約3ヵ月が過ぎたころ、ついにジェーンの乗っ取り作戦は実行された。
ジェーンとTさんは、ショッピングへ行った。
ジェーンはわざとTさんとはぐれ、急いで自宅に戻った。
夫が自宅の鍵を全部交換し、ガードマンを雇った。
Tさんは、ジェーンを探したが見つからないので仕方なく自宅に戻った。
そして、自宅に入ろうとするとガードマンにとめられた。
ここは、自分の家だと主張するも誰もTさんを知らないという。
取り乱し、大騒ぎをするもどうすることも出来ず。
自宅の前で、立ち尽くしていると警察を呼ばれ訳も分からず連行された。
警察署でようやく、ジェーンに騙されていたと気付いたTさんは途方にくれた。
日本に帰国しようとしたがパスポートもない。所持金も残りわずかだ。
警察にアドバイスされ、日本領事館に駆け込むもお金は貸して貰えなかった。
かろうじて、家族に連絡を取ってもらいなんとか日本へ帰ることができた。
貯金も底を尽き、家もなく、仕事もなく、子供たちとも疎遠のTさんにとって日本は地獄だった。
精神的に不安定になり、生活保護を受給しながらなんとか生活している。
フィリピーナに騙され続ける日本人おじさんの末路、まとめ
Tさんは、自分の家、お金、平穏な生活を失ってしまった。
フィリピンに行っていなければ今頃、安定した老後生活を送っていたことだろう。
一番悪いのは、ジェーンだが、少なからず下心を抱き妻と子供を捨てたTさんにも責任はある。
浅はかな考え、スケベ心が悲劇をもたらした。
今やネットで調べればフィリピン人に騙された日本人の例がいくらでも調べられる。
そもそもモテないおじさんが若い女性と恋愛するなどお金が絡んでいないとありえない。
ジェーンからしたらまるで天国のような状況だろう。
今までは貧困の中、水商売をして家族を支えてきた。
しかし、今では大きな家を持ち、夫と家族と貧乏生活を抜け出せたのだ。
こんな事件はあくまで氷山の一角に過ぎない。
フィリピン人との交際はかなり慎重にならなければいけないだろう。