フィリピンでデング熱にかからないようにする方法|今年は、コロナとデングのダブルパンチ

こんにちは、ぽぽろんです（╹◡╹）
今日も『ぽぽろんblog』にお越しいただき、誠にありがとうございます(^-^)

６月〜１２月、フィリピンは雨季。この時期に必ず話題になる、デング熱。

2019年にはフィリピン国内で700人以上の死者を出している。

デング熱は、フィリピンへ旅行、留学、仕事等で来る人にとっては、ちょっと気になりますよね。

日本でデング熱の感染が発見された時にニュース速報が出て騒ぎになったように、デング熱は非常に危険な感染病であることは間違いありません。

死に繋がることもある感染症ということを覚えておきましょう。

特効薬がないんです。

ただ、デング熱は正しい予防方法を知っておけば感染率をかなり低くすることが出来ます。

さらに万が一デング熱に感染してしまっても、早めに対処することで、症状が重くなることを防ぐことが出来ます。今回の記事では正しいデング熱の予防や万が一フィリピンで感染してしまった時の対処法を学んでおきましょう。

 

フィリピンでデング熱にかかったらどうする？対処法や治療を紹介

毎年、フィリピンで流行しているデング熱とは？

デング熱とは蚊が媒介する感染病です。

人から人へ直接感染することはありません。
潜伏期間は2日から14日と幅があり、デングウイルスを持った蚊に刺されることによって感染します。

全ての蚊がデングウイルスを持っているわけではなく、ヒトスジシマカがデングウイルスを媒介します。
ヒトスジシマカは体長4.5ミリ前後。黒と白の縞模様が特徴です。

フィリピンでは、デングではなくデンゲと言います。

フィリピンでデング熱を予防するにはどうしたらいい？

一番の予防は蚊に刺されないことです。
人から人へ移ることはありませんので、蚊に刺されることが無ければデング熱に感染することはありません。

予防としては徹底的に蚊に刺されないようにするだけです。
これを徹底しましょう。

蚊の対策方法は誰もが知っているかと思います。

• 黒い服を避け、衣服で肌をかくす。
• 虫除けスプレー、ジェルを塗る。
• 蚊がいたら、蚊を叩き潰す。
  最近の研究では、蚊は叩こうとした人を覚えて避けるそうです。
  叩き損ねても効果があり、攻撃を加えた人の匂いを学習しているということもわかっています。
• ホテル、レストラン、タクシー、車では、蚊取りワンプッシュをする。
  これを持ち歩いて、至る所でワンプッシュ！かなり効果大です！

 

デング熱に対する、特効薬、ワクチン、予防接種はあるのか？

デング熱に対するワクチンや予防接種はありません。

特効薬が無く、一般的に対症療法が行われます。
そのため、現地での予防と対策が大切になってきます。

防蚊加工のパーカーは、オススメです。

デング熱の症状は？

周りの人の体験談として、みんなが口を揃えて言うのが、ひどい頭痛（目に奥が痛い）です。
その次に、吐き気。

発熱は、高熱の人も37.5分くらいの人もいました。
この熱が約一週間ほど続きます。

さらに、発症から数日経つと、手足に発疹が出てくることもあります。

フィリピンで高熱が出たらまずは、デング熱を疑ってみましょう。

デング熱は、重症化すると命に関わります。
デング熱にかかった患者のうち、約1%～5%ほどが重症化すると言われています。

さらに重症化したうち2.5％が亡くなっているというデータがあります。

 

デング熱の治療方法は？

デング熱は、特効薬がないため十分な水分補給と休息が必要です。

無理をして体力を消耗してしまうと、熱が長引いたり、重症化に繋がってしまうこともあるので、安静にしましょう。

また、デング熱だと思っていても、実は違う感染症や病気にかかっている場合があります。

クレジットカード等の保険を確認して、いざという時に行ける病院を確認しておくことも大切です。

困ったときは、JAPANESE HELP DESKへ連絡してみましょう。
東南アジアほぼ全てに対応しています。

今年は、コロナとデングのダブルパンチ

今年は、さらに気をつけなくてはいけません。
もし、デングウイルスへ感染して免疫力が下がっているとコロナウイルスに感染しやすくなってしまいます。そに反対も考えられます。

また、重症化の恐れもあります。

 

タイでは、新型コロナウイルスに感染したタイ人男性（35）が多臓器不全で死亡したと発表しました。タイの保健省によると、男性はデング熱に感染した後、新型コロナウイルスに感染し死亡したそうです。

今年は、更なる予防が必要になってきますね。

フィリピンでデング熱にかからないようにする方法、まとめ

デング熱は、蚊に刺されることが無ければ全く怖くない感染症です。

日本では、刺されると痒くなる憎いだけの蚊ですが、東南アジアのデング熱が流行している国では、毎年亡くなる方がいる怖い感染症です。

防蚊加工されている、衣類などを着用して対策してください。