こんにちは、ぽぽろんです(╹◡╹)
今日も『ぽぽろんblog』にお越しいただき、誠にありがとうございます(^-^)
この度、本格的にフィリピンのスラムでボランティア活動をしています。
フィリピン人の貧困層はどうやって生きているのか?
生活しているのか?不思議ですよね。
フィリピンの平均月収は15000ペソ前後と言われています。
貧富の差が大きいフィリピンなので、貧困層は、一体いくらくらいで生活しているのでしょう?
フィリピンで生活しているので分かるのですが、意外と生活費がかかります。
日本より気持ち安いくらいです。
ということで今回の記事はフィリピンの貧困層はどんな生活をしているのかを紹介します。
フィリピンの貧困層の生活が地獄すぎる
フィリピンの貧富の差は大きすぎる
フィリピンはとにかく、貧富の差が大きすぎます。
フィリピンでは、一握りのお金持ちが富を増やして、貧乏人はずっと搾取されていくという社会構成になっています。
そのため、お金持ちの家の子供は、ずっとお金持ち。
貧乏人の子供はずっと貧乏人です。
フィリピンでは、チャンスはほとんど無いです。
日本とは比べものにならないくらい、這い上がっていくのが難しいのです。
フィリピンの都心ではお金持ちが、世界各国より取り寄せた贅沢な食事をしている中、スラム街では餓死寸前の頭がシラミだらけの痩せ細った子供たちが多くいる状態です。
フィリピンの貧困層世帯、スラムの平均年収は約7万ペソ
フィリピンの貧困層世帯の平均年収は7万ペソと言われています。
1ヶ月、約6000ペソです。
日本円に換算すると約13000円ほどです。
フィリピンの物価は安いといえど、安かろう悪かろうなんです。
13000円で十分に家族を養っていけません。
特に子供がいる場合は、学校に行かせることは到底できません。
また、十分な食事を与えることもできません。
もちろん電気は、つきません。安全で綺麗な水を使うこともできません。
こういった低所得者たちはスラム街に集まります。
もちろんスラム街の物価は首都などと比べるとかなり安いのですが、安かろう悪かろうです。人間が暮らせる環境とは言えません。
私達、日本人から見たら地獄です。
フィリピンのスラム街の人達から見たら私たちの生活は天国のような生活でしょう。
でも、情報がないのでそんな生活は知る由もありません。
十分な食事は食べられない
スラム街の人達の身体を観れば一目瞭然です。
異様にやせ細って、骨と皮しか栄養失調のフィリピン人が多くいます。
食べ物を買うお金が無いからです。
また、食べ物を買えても栄養のあるものは中々食べることができません。
貧困層が食べているものは、お米に少量の味の濃いおかずを少しです。
おかずがない時もよくあります。そんな時は、お米にお酢や塩をかけて食べます。
子供は大人に搾取される、「スカベンジャー」になるしかない
スラム街の生活は、悪名高きフィリピン警察も把握できていない部分が多くあります。
そのため、フィリピンのスラム街では子供を使った違法ビジネスも多く行われているというのが現実です。
例えば子供を危険な場所で働かせたり、「スカベンジャー」と言われる拾ったゴミを業者に売る仕事くらいしかありません。
女の子であれば性的な労働を強いられます。
その結果、女の子は若い年齢で妊娠し、出産します。
そして、その子供はまた、貧困に悩まされ、負のスパイラルから抜け出すことはできません。
もちろん教育を受けることは出来ません。
その日、生きることに精一杯なので、貧困状況を改善していくという発想にも至りません。
そして、搾取され続けていくのです。
スラム街の貧困層が犯罪を犯す
都会で犯罪を起こす人たちの多くは、貧困層です。
大人になり、スラム街から出て都会へ出れば自分たちの生活とは全く違う生活をしているお金持ち達がたくさんいます。
その人たちを見てどう思うでしょうか。
教育を受けていない貧困層は、強盗やひったくりなどで稼ぐことしかできないのです。
富裕層がいる限り、スラム街は無くならない
フィリピンの貧富の差を改善するのは、非常に困難です。
フィリピンは今の状態で経済成長していて、富裕層が改善を望んでいないからです。
富裕層は貧困層がいるから富裕層でいられます。
自分が富裕層から転落するのに改善を望む人はいません。
また、日本では生活が困っている人に対して生活保護などの社会的弱者に対する国からの支援がありますが、
フィリピンでは生活に困っていても国は助けてくれません。
政治家は、もちろん富裕層ですので、いくら小さな子供がストリートチルドレンになろうと自分たちが転落したくないので、本気で政策を打ち出しません。
スラムの現実、残酷…フィリピンの貧困層の生活が地獄すぎる。まとめ
貧富の差は昔からフィリピンの大きな課題です。
しかし、現在まで全く改善される気配がありません。
どうにかして子供達には、チャンスを与えて欲しいです。
この問題の解決には何かしらの手助けが必要なのは言うまでもありません。