こんにちは、ぽぽろんです(╹◡╹)
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フィリピンは野良犬がたくさんいる。
至る所にいる。
外を歩けば、そこにもあそこにも野良犬。
首輪をつけている犬は本当に少数。
なので、狂犬病のリスクが非常に高い。
日本では、狂犬病に国内感染した患者は、1957年以降確認されていないが、
2006年・2020年、フィリピンから日本に入国した後に狂犬病への感染が確認された患者が死亡した。
今回は、フィリピンの犬問題についてお話しします。
フィリピンでの狂犬病による死亡例
フィリピンでは狂犬病による死亡例が年間200〜500人報告されています。
公衆衛生上重大な問題とされていますが、改善される様子はありません。
感染経路
病原体は、狂犬病ウイルスで、ウイルスを保有する、
イヌ・ネコ・コウモリなどの動物からの「かみつき・引っ掻き」により、
傷口からウイルスが侵入してすることで感染する。
かみつかれるだけでなく、引っ掻きなどでも感染のリスクがあります。
唾液や涙にウイルスがいます。
角膜移植による感染の報告例もあります。
アジアやアフリカでは、野犬。
ヨーロッパ・北米・中南米ではキツネ、スカンク、アライグマ、コウモリなど多くの動物(一部ペットも)が主な感染源。
ヒトからヒトへの直接感染はみられません。
フィリピンの危険な犬とは?
フィリピンにいる野良犬は、本当にガリガリで人に向かってくることはほとんどない。
危険なのは、中途半端な野良犬だ。
放し飼いというか時々餌付けされているような中途半端に飼われている犬が一番危ない。
放し飼いの犬たちは、躾されていないのでマウントをとる。
さらに人を怖がらない。
そのため、通行人を容赦なく襲うのだ。
群れを作っている犬ほど危ない。
1匹が過敏に反応して吠えようもんなら、牙をむき出して群れで吠えかかってくる。
フィリピンで犬にかみつかれたらどうする??
安心してください!!
発症前なら予防ができます。
狂犬病発症予防のための受傷後に行う予防接種があります。
かまれたり、引っかかられたらできるだけ早く接種する必要があります。
初回接種日を0日として、以降3、7、14、30、90日の計6回接種を行います。
初回接種日を0日として、以降3、7、14、30日の計5回接種を行います。
ワクチンが確実にあるかわかりません。
フィリピン人付き添いのもと、要確認してください。
狂犬病の予防接種する?しない?
都市部から遠く離れ、緊急対応ができない地方部に滞在する方。
キャンプやハイキングをする方。
奥地、秘境、洞窟探検などの冒険旅行が目的の方は接種をお勧めします。
それ以外の方は、予防接種ではなく受傷後に行う予防接種で対応可能だと思います。
狂犬病の予防接種は、一回15000円(3回接種)と高額なので旅行者や留学生は、
都市部から離れた場所に行かない限り、暴露後予防で対応するしかないですよね。
もし噛まれたらすでに接種を受けていても追加接種が必要です。
なので、事前に予防接種をしていても噛まれたら処置が必要とのことから、
副作用のことも考え、暴露前接種を受けている人は少なく感じます。
【危険】フィリピンセブ島、発症すると100%死!狂犬病の恐怖!まとめ
残念ながら、狂犬病後の有効な治療法は現時点ではありません。
感染しないようにするためには、旅行先などで不用意にイヌをはじめとした野生動物に近づかないという注意が必要です。
暴露前接種も高額なので、悩みますよね。
もし噛まれたら、曝露前接種の有無に関わらず、速やかに曝露後接種ができる医療機関を受診してくださいね。