シンガポール、日本やアジアからの渡航者に対し入国後2週間外出禁止。
シンガポール政府は、日本やASEAN(東南アジア諸国連合)各国、英国、スイスを14日以内に訪れた自国民や旅行者・出張者に、2週間自宅やホテルでの待機を求めると発表しました。
世界各地で感染者が増加したことを受けて、制限の範囲を広げてきました。
いつから?
- 3月16日の深夜施行。
どうしても入国する場合
- 出張者等どうしてもシンガポールに入国する場合には、2週間のホテルの予約記録と待機場所を示す証拠書類の提出が義務付けられる。
- 2週間の間は食料を買うための外出も認められない。
- 入国してもビシネスや観光は一切できない。
- 発熱などの症状がみられなくても、新型コロナウイルスの検査を実施する事もある。
- 乗り継ぎ便の規制は今の所されていない。
違反するとどうなるの?
- 違反者は、罰則の対象になる。
中国から帰国後2週間以内に自宅から外出ことがわかった場合、最高6ヶ月の禁固刑が科される。
また、外国人の場合、労働ビザを剥奪され国外追放となる。
マレーシアから通勤してる人はどうなるの?
- マレーシアから陸路や海路でシンガポールに入国する人は渡航前の事前許可や自宅待機の対象から除いた。
- マレーシアとシンガポールの2国間で対策を特別に検討する。
シンガポール入国禁止国
- 中国本土
- 韓国
- イタリア
- フランス
- スペイン
- ドイツ
- イラン
からの入国を禁止している。
最近の新規感染者の4分の3以上が海外から持ち込まれた事例のため規制対象の国を一段と広げる考えだ。
シンガポールのコロナウイルス感染の旅行者、在住者への影響
- シンガポール国内で新規感染者が大幅に拡大することは確実と警告し
観光客や短期ビザで入国した外国人が新型コロナウイルスに感染した場合の入院治療費について、同月7日から自己負担とすると発表した。感染の検査費用については、政府が負担する。 - 国民(永住権者含む)、就労パスや学生ビザなどの長期滞在ビザを保有する外国人は引き続き、検査費用と治療費共に政府が全てを負担する。
日本は、世界中からコロナウイルス感染の高リスクな国とされている
- EU圏からの入国制限を未だに行わない日本は、世界中から高リスクな国として、警戒されてしまっています。
まとめ
日本や近隣国からのビジネスマンが多いシンガポール、出張者の行動が著しく制限されることになりそうです。
シンガポールでは、国民に対し全ての不要不急の海外渡航を30日控えるように求めました。感染拡大を抑えるためにも日本でもこういった制限を設けて欲しいです。
今後、ビジネスにも大きな影響が出てきそうですね。