「普通の人」は20年後に失業する。
コンピューターが数多くの仕事をするようになる。これは私たちが “仕事をする” という考えを大きく変えることになるだろう。あなたはこんな現実は嫌だと思うかもしれないけど、これは必ず起こることなんだ。
言われたことだけをする いわゆる、「普通の人」は、20年後失業します。
仕事をしていると、二つのタイプの人がいます。
上司からの指示を待つ人間とそうでなはない人間。
指示を待つ人間
ただ言われた通りにこなす人は、相手の期待に応えることができていない「普通の人」です。
言われたことだけをこなすだけでは、上司が期待していた成果と同じ、もしくはそれ以下の成果で、全く評価されません。
例、
上司「ここの部分なんとなく伝わりにくから、直しておいて」
部下「わかりました」
これが言われた通りにこなすだけの「普通の人」です。
そうでない人間
そうでない人間は、常にその先を見据えて行動し、
相手の期待していた以上の成果、結果を出せる人で、常に一目置かれ、評価されます。
例、
上司「ここの部分なんとなく伝わりにくから、直しておいて」
部下「承知しました。そうしますとこちらの方の案件も同様に伝わりにくいので、全体のバランスを見て修正して見ます。よろしいでようか?」
上司「ありがとう!よく全体を見てるね!」
これが、そうでない価値がある人間です。
言われたことは、やってるのに何か問題があるの?
会社なんて言われたことをやっていればいいでしょ!
余計なこというと余計な仕事増えるし〜
とお考えのあなた!
言われたこと、すなわち考えなくてもいい仕事はこの先、どんどん自動化されて行くのです。
大企業に入社し安定してると思っていても、大企業は存続したとしても「普通の人」が会社に残れるはずがありません。今は、安定している大企業でも近い将来は、どうなるかなんて誰にも予想できません。
オックスフォード大学の若き准教授、マイケル・A・オズボーン博士は、次のように述べています。
AI(人工知能)の研究を行っている米オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授が発表した論文「雇用の未来—コンピューター化によって仕事は失われるのか」では、コンピューターによる自動化が進むことにより、20年後の将来には47%の仕事がなくなるという衝撃の結論が導き出されています。
どんな仕事がなくなるの?
・レストランの案内
・レジ
・ホテルの受付
・電話オペレーター
・電話販売員
・訪問販売員
・集金担当者
・クレーム処理担当
・データ入力作業
・銀行の融資担当
・保険の審査担当
・クレジットカードの調査担当
・クレジットアナリスト
・簿記、会計、監査の事務員
・測定作業員
・不動産ブローカー
・弁護士助手
・時計修理技師
・映写技師
・カメラ、撮影機器の修理技師
・メガネ、コンタクトレンズの技師
・測量技術者
・建設機器オペレーター
・塗装工
・娯楽施設の案内係
・スポーツの審判
論文で検討されている702の仕事のうち47%がなくなると予想されているので、ここに挙げた仕事はほんの一部分のみです。
自動化されにくいとされている仕事
・レクリエーションセラピスト
・最前線のメカニック、修理工
・医療ソーシャルワーカー
・メンタルヘルスケア
・作業療法士
・義肢装具士
・心理学者
・施設管理者
・セールスエンジニア
・教育コーディネーター
・小学校教員
・警察
・探偵
・振り付け師
ほんの一部ではありますが、以上がコンピューターによる自動化が進んでもなくなる可能性が低いとされている仕事です。
絶対になくならない仕事と言われている仕事
芸術などのクリエイティブな仕事。
クリエイティブな仕事は想像力が必要ですので、作業をこなすだけのロボット(自動化)にはできません。
ではどうしたらいいのでしょう?
解決策としては、ロボット(自動化)にできる仕事はロボット(自動化)に任せ、クリエイティブ(創造的)な仕事をすれば良いのです。
例、レベルの高いWEBデザイン、イラスト、コピーライティングなどです。
私には、できないと思った方ももちろんいると思います。しかし、今の仕事を創造的にすることで、失業するリスクを減らせます。
冒頭で述べた例のように、自分の考えと主張をきちんと持ち、相手の期待以上の成果を出せる人は、失業する可能性が低いということです。
まとめ
・失業のリスクを減らすためにも言われたことだけをする「普通の人」にならない。
・仕事に対してその先を考え、相手に期待以上の成果を出すようにする。
・仕事に対して、常に創造的に取り組む。
すでに自動化されつつある現在、将来の仕事のあり方を今から考えても早過ぎることはありません。
今、一度仕事をする上で、自分の市場価値を気にして見てください。きっと、今よりも確実に明るい未来が待っています。
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